これからの世の中、英語力の取得は絶対的に必要だと思っていたので、子どもたちに届ける教育は言語学習にしようと考えていました。
そんな中、2020年度から新学習指導要領が施行され、国の教育方針がガラリと変わりました。
今までは知識の取得・学力偏差値の向上が中心となっていました。
しかし昨年から学校の授業自体の主軸が大きく変わりました。以下の3つです。
- 早い段階で他言語に触れて慣れさせる。
- コミュニケーション能力を高め、国内国外問わずグローバルなコミュニケーションが出来る大人に成長させる。
- 主体性を身に付けて、自分で考え、選択し、その結果を受け取り、さらに自分を高めていく。あきらめずにやり抜く力を身に付け、人と協力し、思いやりを持った大人に成長させる。
言語学習は小学5年から始まっていましたが、2020年度から小学3年からに変わりました。
そして英語だけではなく、「他の言語も世界にはたくさんあって世界は広く、知らないことがたくさんあるんだよ!」という気付きを子どもたちに早い段階から与える動きになっています。
20年後の未来、いまの小学生たちが30歳~40歳になるころの未来の世界はどうなっているのか誰もわかりません。
しかし、予測は可能です。
国は大きく環境が変わることを予測した中での昨年の教育改革だと考えられます。
ではどうするべきなのか?
- 英語のスキルは必須
- 英語だけではなく、世界で二番目に使われている中国語も身に付ければ世界が広がる
- 今は過渡期なため、まだ社会で残る入試対策に向けての学校で学ぶ英語学習の対策もする
- グローバルな人材になるために、海外の人と接し、体感し、世界観を広げていく
これをすべてクリアにするには、私だけの教えでは難しいと思いました。
なぜなら私は同じ日本人です。
特に世界観は、私のよく知る日本の中でのことだけしか伝えられません。
ならば、これらをすべて持っている人に協力してもらおう!…それは誰?
思いついた答えは、海を渡り日本にやってきて学びを続けている、日本の大学に在籍している留学生たち。
彼らと直接話してみると「日本も母国も大切で、大好きで、両国の懸け橋になりたい!」と考えている人たちが多いことに感銘を受けました。
彼らは「母国語以外の言語を習得し」「母国と日本の文化や習慣の違いをたくさん知っている」のです。
我々には持っていない経験と知識を、子どもたちにシェアすることができます。
また彼らも、学校を離れたところで子どもたちや保護者、地域とかかわるという経験ができます。
さらに移動型教室WAFF!! の運営自体を手伝ってもらうことで、私たちもよりグローバルな授業を提供でき、留学生たちもさまざまな経験ができる…これは、チームを作るのがいい。
こうして、留学生組織『WAFF Crew』ができました。
コロナ禍で大変な留学生を支えたいという思いと、彼らの日本での希望をひとつでも叶えてあげたいという気持ちです。
WAFF Crewを卒業しても、生徒や保護者、そして私たちWAFFとつながり続けてくれれば、国境を越えた絆が創られます。
自然に、自動的にグローバル化をすすめることができれば、子どもたちの『自分力・未来力』はより高まるでしょう。
世界に散らばるCrew卒業生と交流できる日がくる日…
WAFFの名前の由来「What A Fun Future! ─ なんて楽しい未来!」となる日を、今から楽しみにしています。
こんにちは、馮光龍(ヒョウ コウリュウ)と申します。
中国出身の留学生ですが、現在、北海道大学工学院に在籍しています。
経済だけではなくて、日本と中国の友好交流を促進したいです。
WAFF Crewに応募したきっかけ:
現在、日本と中国は経済方面に益々密着になっています。
グローバル化により、英語、中国語などグローバルなコミュニケーション能力を備えているのは益々重要になっています。特に、グローバル的な思考力です。
それ故に、WAFF CREWに参加して、留学生の身分を活かして、日本の学生にシェアしたいです。
WAFF Crewでやりたいこと:
まずは、留学生の身分を活かして、英語だけではなく、自分の母国語(中国語)を日本の学生さんに伝えたいです。
例えば、両国の学生生活、両国の文化の違い、多国語の雰囲気を促進したいです。
留学生として日本の皆さんへのメッセージ:
皆さん、グローバル化が進んでおり、多国語の能力が我々の成長に有益な存在です。
私は留学生ですので、外国語でコミュニケーションとか、斬新な世界を開拓するとか、面白い経験になると思います。
若し興味があれば、是非チャレンジしましょう。
クラウドファンディングで支援募集中です
留学生たちの初期運営費用を、READYFOR(クラウドファンディング)にて募っています。
ご協力をどうぞよろしくお願いいたします!